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Chill Art Pieces

hncrpの備忘録 個人ブログです

ペン回し動画に曲を提供した話【前編】

先日、DG4thというペン回しの映像作品が発表されました。

 

https://youtu.be/lEVZVlMDCCM

 

日本ペン回し界のエースVAINさんがリーダーのペン回しチームDG、そのチームの公式動画の4作目になります。(多分)

若きエースの集団なだけあってとても見応えのある作品となっていますね。みんなペン回しうまい。

 

さて、そんなDG4thなんですが、色々ご縁がありましてこの作品のBGMに私ひなちらぴ、もといhncrpの特別スーパーオリジナル書き下ろし楽曲「Spacetravelers」を提供させて頂きました。というところでございます。

 

https://soundcloud.com/hncrp/spacetravelers

 

今回はこの楽曲を制作するにあたって工夫した点、意識した点を「ペン回しの動画用の楽曲」という部分に焦点を当ててつらつらと書いていこうと思います。

 

………………

 

思ったんですが、この記事は2016年のアドベントカレンダーに登録するものなので、ペン回しをやらない方でも読めるように、またペン回しをより多くの人に広めるために(?)、解説多めで書いていきます。

 

アドベントカレンダーについてはこちらに色々書いてあります(丸投げ)

http://takanakahiko.hatenablog.com/entry/2015/12/02/231204

 

これが今年のやつ

http://www.adventar.org/calendars/1817

 

で、そうると、めーっちゃくちゃ長くなってしまいそうなので記事を前後半に分けて掲載します(今決めた)

 

……………………

 

さて、それでは前置きとしてペン回し界での活動について紹介します。この記事のメインの話はこれで行きます。

 

 

本題

 

ペン回しをする人、ペンスピナーと呼ばれる人たちは大道芸人のように演者の前で技を披露するのではなく、映像作品としてインターネット上で技を披露するのが主流です。(もちろん大道芸人のように活動をしている方もいらっしゃいます)

その映像作品の形態は大まかに

 

CV(Collaboration Video)

SV(Solo Video)

PV(Promotion Video)

 

この3つに分けられます。(あくまでも個人的な意見です)

 

この全て、特に上2つに共通するのがFree Style、通称FSと呼ばれるものをメインとして扱っていることです。(例外はあります。)

 

FSとは、ペン回しの一連の技の流れ、まとまったひとつの演技のことを指します。

 

このFSを複数人で出し合いひとつの動画にまとめたものがCV、同じ人物による複数のFSをひとつの動画にまとめたものがSV(たまにゲストを呼んだSVもあります)となります。

PVについてはなかなか定義が難しい部分があってなんとも言えないのですが、狭義のPVはCVの中でもあまりFSに重点を置いていない作品、広義のPVはペン回しを題材とした作品全般のことと言えばまあまあ正しい気がします。

 

で、今回私が提供したDG4thはこの中のCVにあたるものになります。

 

CVというものはペン回し界では10年以上続いている文化です。ペン回し界でのメインコンテンツと言って間違いはないでしょう。

そんなCVには、長い歴史の中で固定化されてきたパターンがあります。

そのパターンというものは動画全体の流れであったり、細かい演出に関してのことであったり、様々な部分に現れます。

恐らく殆どのCV編集者はその流れを汲んで、パターンに当てはめながら編集をしていると思います。

 

今回の楽曲制作において常に念頭にあったのは、いかにそのパターンに当てはめやすい楽曲にするか、という事です。

要するに、CVを制作するのが楽になるような楽曲を作ろうとしました。

出来上がった曲が本当にパターンに当てはめやすい楽曲だったかどうかは正直なんとも言えませんが、既存の適当な楽曲を使用するよりはいい結果になったのではないかなあと、私は思っております。

 

今回はDGのリーダーで今回のCVの編集者でもあるVAINさんにお願いされて楽曲制作をすることになったのですが、ペン回し界においてこのような楽曲の受注生産はあまりありません。

中でも今回の様にペンスピナーが曲を作っている例は本当に5本の指に収まる程度しか前例がないと思います。(私は自分を一応ペンスピナーであると思っています。)

ペン回し音楽界のなんちゃってパイオニア(笑)として今回の楽曲提供をきっかけにたくさんのペンスピナーに曲を提供していきたいですし、私のように楽曲を提供する立場になるペンスピナーがもっと増えていったら嬉しいです。

 

そういう意味も込めて、後半の記事では具体的な楽曲制作時の私の工夫した点を備忘録兼Tips風にまとめていきたいと思います。

 

それでは、今回はここまで。

ひなちらぴでした。